「玄関前のシンボルツリーなど植栽の外構に憧れはあるものの、どのようなプランが効果的なのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな植栽の外構工事について検討している方へ、植栽外構を取り入れるメリット・デメリット、植栽の種類別の費用相場、費用を抑えるコツなどを解説していきます。ぜひ参考にしてください。
植栽外構を取り入れるメリット・デメリットとは
植栽外構とは、玄関前にその家のシンボルとなる樹木を植えて印象付けたり、フェンス代わりに低木の樹木で生垣を作ったりなどする外構のことを指します。
こちらでは、まずは外構工事で植栽を取り入れた場合のメリットとデメリットをご紹介しましょう。
【メリット】植栽外構は庭や玄関アプローチに奥行を作ってくれる
植栽外構を取り入れるメリットには、次のようなものが挙げられます。
・樹木の高さや枝葉の広がりで、通行人や隣家からの視線を遮ってくれる
・家の外観に表情が出る
・庭や玄関アプローチに奥行きができ、雰囲気が出る
・木陰ができる
・季節感や収穫を楽しめる
植栽を取り入れることで、家の魅力が増すだけでなく、暮らしに物理的な効果ももたらします。費用を抑えて必要な箇所のみに絞ることで、高い費用対効果を得ることも可能です。
【デメリット】植栽外構は定期的なお手入れが必要
当然ながら、植栽は生き物ですので、次のようなデメリットがあることも認識しておく必要があります。
・定期的なお手入れが必要
・虫が発生することもある
・枯れる可能性もあり
・初期費用、ランニングコストがかかる
植栽外構は初期費用やランニングコストも気になるところです。また、樹木の健康維持に気を配る必要がありますので、やはり手間もかかります。
【植栽の種類別】植栽外構の費用相場
定期的なお手入れが必要といったデメリットがあるものの、家にさまざまな効果をもたらす植栽外構ですが、初期費用としてどのくらいかかるのでしょうか。こちらでは、植栽の種類別の費用相場をご紹介します。
シンボルツリー
シンボルツリーを植える費用は、樹木の種類やサイズによって大きく変わります。小さめのシンボルツリーの場合は、植え込み代を含めて約1万~3万円です。3m以上の大きな木の場合にはクレーン車を使うことになりますので、合計で5万円~が相場となっています。
生垣
生垣を施工する費用も、樹木の種類やサイズで異なります。1mの樹木では、1mあたり約5,000円~1万2,000円が相場です。業者によっては、施工の範囲が広い場合には、工事費が割安になることもあります。
庭一式の植栽工事
施工面積や植栽の種類にもよりますが、玄関前や庭で樹木を3~4本植え付ける場合には約10万円~20万円が相場です。狭いお庭の場合には、約10万円で済む可能性もあります。
植栽外構の費用を抑えるコツ
植栽外構の見積もりは初めての方も多いことから、イメージが大きく膨らみ、見積もりが予算オーバーとなることも少なくありません。植栽外構の費用を抑えたい場合には、次の3つのコツを抑えておくとよいでしょう。
人気のある植栽を選ぶ
なかなか手に入らないような種類の庭木や植物にこだわると、需要が低いために金額は跳ね上がる傾向にあります。人気のある植栽であれば手に入れやすいため、金額も抑えめで、外構工事も早く完了させることができるでしょう。
樹木のサイズを小さいものに変える
いろいろ我慢をしても予算オーバーとなる場合には、樹木の植え付け自体を諦めるのではなく、樹木のサイズダウンで対処しましょう。樹木はサイズの違いで、価格が大きく変わります。
メンテナンス費用も含めたトータルコストで予算を立てる
植栽は植え付けたらおしまいではありません。成長していくにつれて、伸びすぎた枝の剪定や、落葉樹であれば落ち葉の片づけが必要になりますし、病気になった場合には適切なお手入れも必要になります。初期費用だけでなく、今後のメンテナンスにかかる費用や手間も含めて、総合的にプランを立てることで、結果的に費用を抑えることにつながります。
まとめ
外構で植栽を行うことで、目隠しや木陰、隣地との境界をはっきりさせることができるほか、家の外観の見栄えが良くなりますのでおすすめです。定期的なメンテナンスは必要ですが、家に居ながら季節や収穫を楽しめるなどメリットのほうが多いといえるでしょう。あれもこれも取り入れたくなりますが、人気のある植栽を選んだり、樹木のサイズを小さいものに変更したりすることで、植栽外構の費用を抑えることも可能です。
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