外構のタイルデッキとは?後悔しないポイントとメリット・デメリットを解説

外構 芝

タイルデッキを外構として設置する際、漠然としたイメージだけで施工業者に発注してはいけません。「思っていたデザインと違う」「期待する使い方ができない」など、施工後に後悔する恐れがあります。

そこで今回は、タイルデッキとはどのような外構なのか、メリット・デメリットとあわせて基本的な知識を解説します。タイルデッキ設置で後悔しないためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

あらかじめ予備知識を持っておけば、イメージをしっかり持って施工業者に発注できます。「パーティを楽しめる場所がほしい」「子どもを遊ばせたい」など、理想を実現させるためにも知識を備えておきましょう。

外構のタイルデッキとは?

タイルデッキとは、土台となるセメントの上にタイルを貼って仕上げたデッキ(庭の外部スペース)を指します。耐久性がありメンテナンスの手間も少ないため、きれいな状態を維持しやすいことが特徴です。

次項では、ウッドデッキとの違いを解説するので、どちらにするか悩んでいる方は参考にしてみてください。

タイルデッキとウッドデッキの違い

タイルデッキとウッドデッキの違いは、次のとおりです。

【タイルデッキとウッドデッキの違い】

項目

タイルデッキ

ウッドデッキ

材質

・土台:コンクリート

・タイル:陶磁器など

・天然木

・人工木

耐久性

・経年劣化が少ない

・高温に強い

・雨や湿気の影響を受けにくい

・腐食やシロアリの被害に遭う可能性がある

※メンテナンスで対応可能

見た目

・高級感がある

・好きなデザイン・カラーを選べる

・温かみのある風合い

・見た目の変化が楽しめる

・曲線も含めた形状に設計できる

メンテナンス面

・汚れを落としやすい

・割れた箇所はタイルの交換で済む

・再塗装や害虫対策が必要

※人工木はメンテナンスが少ない

タイルデッキは耐久性が高く、メンテナンスも手軽に済みます。ただし、必ずしもメリットばかりではありません。次項のメリット・デメリットにも目を通し、理想的な使い方ができるか確認してみてください。

タイルデッキのメリット・デメリット

タイルデッキのメリット・デメリットについて解説します。家族のライフスタイルや用途にマッチしているか、メリット・デメリットからチェックしてみましょう。

タイルデッキのメリット

タイルデッキのメリットは、次のとおりです。

<タイルデッキのメリット>

  • ・経年劣化が少ない
    ・日々の清掃など、簡単なメンテナンスで使い続けられる
    ・高温に強いため、バーベキューなどのレジャーも楽しめる
    ・住宅のデザインに合わせやすい

タイルデッキは木材を使用していないので、バーベキューなど火を使うレジャーも安心して楽しめます。腐食やシロアリの被害に遭う心配もなく、手軽に使い続けられるデッキです。

タイルデッキのデメリット

タイルデッキのデメリットは、次のとおりです。

<タイルデッキのデメリット>

  • ・気温の変化を受けやすい
    ・汚れが目立ちやすい(白・黒系のタイルの場合)
    ・雨などで濡れると表面が滑りやすい
    ・施工費用はウッドデッキより高くなる

タイルデッキは環境の影響を受けやすく、夏は熱く、冬は冷たくなります。雨水によって滑りやすくもなるため、季節によっては注意が必要です。施工費用については施工業者によって差があるため、事前に見積もりを依頼して確認しましょう。

タイルデッキ設置で後悔しないためのポイント

タイルデッキ設置で後悔しないためにも、次項で解説するポイントを頭に入れておきましょう。設置場所の環境や使い方を、具体的にイメージしながら目を通してみてください。

設置目的や用途を明確にしておく

タイルデッキを設置する際は目的・用途を明確にして、必要性を洗い出しましょう。「おしゃれだから何となく設置したい」「バーベキューで使うかも」などの理由ではタイルデッキを持て余してしまい、設置を後悔するかもしれません。

「いつ・誰が・何に使うか」など目的や用途が明確になっていれば、今後の使用頻度もイメージしやすく、オプション(フェンスや手すりなど)の必要性もはっきりします。設置コストは決して安くないため、無駄のないタイルデッキ設置を目指しましょう。

必ずサイズを確認する

タイルデッキ設置の際は、必ずサイズを確認して、用途に合わせて使えるかどうか確認してください。たとえば、バーベキューでタイルデッキを使う場合、コンロ・テーブル・イスなどの設備やインテリアの設置スペースが必要です。

動線の確保も必要なので、用途に合うサイズか確認しなければなりません。庭の用途や広さも考慮したうえで、タイルデッキの必要サイズを検討しましょう。

環境に合わせて屋根を付ける

タイルデッキは日差しの照り返しがきついため、南向きに設置する場合は屋根の取り付けも検討しましょう。たとえば、バーベキューや子どもの遊び場として利用する際、屋根がないと暑すぎて楽しめない可能性があります。

施工業者からアドバイスをもらえるケースもありますが、自分でも周辺の環境を確認することが大切です。

まとめ

タイルデッキは耐久性に優れ、メンテナンスの手間も少なく、使い勝手の良い外構です。ただし、気温や雨など環境の影響を受けやすいので、施工業者と相談しながら必要なオプションを検討してください。

「ブルーフィールド」では、お客様のご要望に沿った提案をさせていただきます。弊社は静岡県藤枝市を中心に、島田市や焼津市、吉田町などでエクステリア・外構工事を請け負っています。

設計~施工までをすべて一人で請け負っており、お客様のイメージをそのまま反映させることが可能です。コストも安く抑えられるので、予算を抑えつつタイルデッキを設置したい方もぜひブルーフィールドへお任せください。