新築やリフォーム時に外構の見積もりをとった際に、「予想以上に金額がかかる」と感じる方も多いかもしれません。外構の種類によってはDIYでの施工も可能です。但し、費用を抑えることができるなどのメリットだけでなくデメリットもあるのです。
今回は、外構工事をDIYするか、専門業者へ依頼するかで迷っている方向けの記事です。外構DIYのメリット・デメリット、DIYでも施工しやすい外構の種類、専門業者にまかせたほうが良い外構などについて解説していきます。
外構DIYのメリット・デメリット
まずは、外構を業者へ依頼するのではなく、DIYで行う場合のメリットやデメリットは次の通りです。
【外構DIYを選択した場合のメリット・デメリット】
メリット |
デメリット |
・費用を抑えることができる ・自分の好みを前面に出せる ・DIYの知識や経験が豊富になる |
・労力や時間がかかる ・イメージしていた仕上がりにならないことも ・予算オーバーになってしまう可能性もあり |
外構DIYのメリット
自分で外構を手掛ける一番のメリットは「費用を抑えられる」ことです。人件費がかからない他、選び方で材料費も安く上げることができるでしょう。
DIYなら、素材やサイズなど、自分の好みを十分に反映して工事できます。また、これが良い経験となり、DIYの知識が増えますので、他にもDIY作品を手掛けていけるようになる方も多いです。
外構DIYのデメリット
対するデメリットとしては、「労力や時間がかかる」ことがまず挙げられます。設計から始まり、資材の購入・搬入、採掘・整地・組立など、幅広い知識と多くの体力・時間を必要とします。
また、外構DIYは自分で作り上げる楽しさや達成感が魅力ではありますが、仕上がりの美しさでいえば、やはりプロによる外構のほうに軍配が上がります。思うような仕上がりにならない可能性もあることを理解しておく必要もあるでしょう。
そこで、途中から業者に依頼するというケースも少なくありません。しかしそうなると、結局は予算オーバーとなってしまうこともあります。
DIYでやりやすい施工とは
外構を自分で手掛ける際にメリットだけを活かすには、「小規模な施工に留める」のがポイントだといえるでしょう。こちらでは、DIYでもできる小規模の外構を3つご紹介します。
DIYでやりやすい外構工事:①玄関アプローチ
玄関アプローチの施工では、道路との境界線を転圧し、ピンコロ石やレンガを敷いたり、ポストや表札を設置したりします。流れだけみると、DIY好きの方であれば挑戦できそうに思えますが、特に転圧作業など体力や精度を必要とするものもあります。無理のないプランで作り上げていく根気が必要です。
DIYでやりやすい外構工事:②フェンス
最近では、サイズ調整ができて安価なメッシュフェンスが販売されています。DIYに慣れている方であれば、簡単に施工可能でしょう。「隣家や道路との境界線を、費用を抑えてはっきりさせたい」という場合には、メッシュフェンスのDIY施工がおすすめです。
DIYでやりやすい外構工事:③芝生張り、花壇づくり
これらの外構は、「自分のペースでできる時に、DIYでゆっくり進めていくことができる」のがポイントになります。春先になるとホームセンターで芝生が販売され始めますので、それまでに整地をして芝生を敷く流れです。但し、水たまりができないようにでこぼこをしっかりとならしたり、水はけを考えて土壌改良が必要となったりすることがあります。
花壇づくりは、レンガでの境界設置と土壌改良が主な作業となります。こちらは比較的気軽に挑戦できる外構DIYだといえます。
大規模な外構工事は業者にまかせるのがベスト
逆に、次のような大規模な外構工事や、手間や精度を必要とする施工は、外構のプロにまかせることをおすすめします。
外構の専門業者にまかせたほうが良いもの
・駐車場(土間コンクリートなど)
・玄関アプローチの転圧作業(労力と精度が必要)
・ウッドデッキ(労力と精度が必要)
外構の種類によってやり方を適切に選択すれば、早めに仕上げたい外構を優先したり、費用を少しでも抑えたりできるなど、メリットが多いです。
まとめ
フェンス設置、芝生張り、花壇づくり、玄関アプローチなど小規模な外構であれば、DIYでも施工可能ですが、時間や体力、精度を必要とすることを覚悟して挑みましょう。駐車場や玄関アプローチの転圧、ウッドデッキなどは、労力だけでなく技術も必要ですので、外構の専門業者に依頼するのがベストだといえるでしょう。
藤枝市・島田市・焼津市・吉田町近郊で外構工事をお考えの際は、小さいながらも実績の豊富なブルーフィールドにぜひご相談ください!CADを用いてお客さまと一緒に設計を進めてまいりますので、外構をイメージ通りに仕上げられるのが強みです。