おしゃれな外構駐車場に仕上げるアイデアとは？素材の選び方やポイントを詳しく解説

2024/01/31

家の外構のデザインを考えるときには、駐車場のデザインも含めて考えると、全体の雰囲気をまとめられ、おしゃれな外構に仕上がります。外構の素材の選び方やデザインによって、家全体の雰囲気も大きく変わるため、ポイントを詳しく知っておくと安心です。

この記事では、外構駐車場のアイデアや素材を選ぶ際のポイント、注意点などをご紹介します。

外構駐車場をおしゃれに仕上げるメリットとは？

現代の住宅は敷地面積が限られており、外構工事に占める駐車場の割合が大きくなっています。その分、駐車場の印象が外構全体の印象を左右するケースも少なくありません。

外構駐車場をおしゃれに仕上げることで、家全体のデザイン性も高まり、統一感が生まれます。また、玄関までのルートを確保すると、駐車場の使いやすさも上がるため、毎日の生活において利便性も良くなるでしょう。

外構駐車場をおしゃれに仕上げるには、素材選びも大切です。ここでは、駐車場で多く使われる素材のメリットや注意点をご紹介します。

駐車場に多く使われており、耐久性が高い素材です。メンテナンスが不要であり、長持ちしやすいメリットがあります。

一方で、価格が高くなりやすい点や、シンプルであるがゆえに殺風景になりやすい点に注意が必要です。タイヤが乗る箇所はコンクリートのみを使用し、その他の箇所のデザインを工夫したり、タイルや石張りなど他の素材と組み合わせたりすると良いでしょう。

アスファルトはコンクリートよりも水はけが良く、お手入れも簡単な素材です。コンクリートに比べ費用も抑えられ、耐久性もそれなりに高い点がメリットです。

ただし、狭い敷地を舗装すると割高になるほか、ひび割れが起こりやすい点に注意しなくてはいけません。定期的なメンテナンスに加え、費用もかかることを覚えておきましょう。

砂利は手軽かつ安価に舗装でき、泥汚れやぬかるみが発生するリスクも軽減されます。砂利の素材や色も多彩であり、砂利を変えるだけで駐車場のイメージを変えられます。

その反面、ハンドルを切るとタイヤの跡が付きやすくなったり、石が跳ねると車に当たったりする可能性もあるため、注意が必要です。

芝生は、殺風景になりがちな駐車場に緑を取り入れられます。とくに天然芝は、見た目の美しさから人気が高い舗装方法です。人工芝は、手入れをしなくとも枯れないため、手入れの手間を軽減したい方に好まれます。

天然芝の注意点は、こまめな手入れが必要であることです。雨の日に泥が跳ねると、車が汚れる可能性もあります。人工芝では、天然芝よりも費用が高いものもあるほか、タイヤが乗る箇所は消耗が早いため、こまめな交換が必要です。

インターロッキングは、正式には「インターロッキングブロック」と呼ばれ、コンクリートがかみ合うようレンガ調に組み合わせた施工方法です。ブロックの隙間から雨水が浸透するため水はけが良く、施工も簡単でデザイン性が高いため、人気が高まっています。

注意点は、費用が高めであることや、経年劣化するため定期的なメンテナンスが必要であることなどが挙げられます。

外構駐車場をおしゃれな空間に仕上げるには、どのようなアイデアを取り入れると良いのでしょうか。ここでは、おすすめのアイデアをいくつかご紹介します。

コンクリートの解説でも触れたように、タイヤが乗る部分をコンクリートで施工し、その他の箇所に他の素材を取り入れると、おしゃれに仕上がります。タイルを用いたり、スリットに砂利やタマリュウを入れたりすると、自然の風合いを感じられるのでおすすめです。

駐車場を設けるときに、照明は盲点になりがちなポイントです。しかし、仕事が終わって帰宅した際、駐車場が暗いと車が停めにくくなってしまいます。防犯の面でも、暗いままでは不安に感じるでしょう。

この問題を解決するには、駐車場に照明を設置することが有効策です。照明の色次第で、駐車場の雰囲気も大きく変えられます。暖色系の色や電球色であれば、温かみのある雰囲気が演出できるほか、LEDなどの白色系は駐車場全体を見渡すことが可能です。

人感センサーが付いた照明を選ぶと、駐車時の安全性だけでなく防犯効果も期待できます。このように、照明は駐車場のデザイン性と機能性の両方を高められるエクステリアなのです。

カーポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な車庫のことです。車の横や後方に壁がないため、乗り降りや荷物の出し入れがしやすいメリットがあります。工事費用は高くなるものの、砂利や芝生を取り入れた駐車場でもぬかるみができにくくなるほか、直射日光を遮って車の色褪せを防ぎます。

カーポートのデザインは多彩であり、駐車場のデザインにあわせて選ぶことが可能です。演出したい雰囲気を考えながら選びましょう。カーポートの設置により、駐車場の印象が大きく変わり、車も汚れにくくなるので、柱を立てられるスペースがあればぜひとも検討をおすすめします。

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