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外構工事を行わずとも生活を始めることは可能ですが、それなりにデメリットもあります。
今回は、外構工事をやっていない家の考えられる理由や、外構をほったらかしにした場合のデメリット、最低限はやっておきたい外構工事などについて解説していきます。外構工事でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
「外構をやっていない家」には理由がある
家を建てる際には「外構工事の見積もり」も取る流れになるのが一般的ですが、中には理由があって外構工事をやっていない家も少なくありません。考えられる理由は次の4つです。
外構工事をやっていない理由：①外構まで予算が回らなかった
建物のほうに予算をかけた結果、外構工事まで費用が回らなかったというケースです。規模にもよりますが、外構工事の費用は、駐車場を含めると100万円以上は準備しておきたいところですので、建物とあわせて予算立てはしておくことをおすすめします。
外構工事をやっていない理由：②工事を発注したものの業者が忙しいため着工していない
土を掘り起こすような重機はレンタルの場合も多いため、待つ可能性もあります。外構工事を早めに着工して欲しい場合は、業者への相談も早め早めに動いたほうがよいでしょう。
外構工事をやっていない理由：③外構プランを今まさに検討中
外構工事は「家の引渡し時に完成」というケースもあれば、「家の引渡しから約3ヶ月以内に完成」といったパータンもあります。こちらは後者の場合で「外構プランをちょうど練っているところ」という可能性が考えられます。
外構工事をやっていない理由：④外構は不要だと判断したため
狭小土地であったり特徴的な建物であったりする場合、外構工事は必要がないというケースもあります。また、そもそも見た目を気にしない、外構に興味がない、予算は他に回したい、といった方もいます。
外構工事をやっていない場合のデメリットとは
「土地や建物の特徴の関係から外構工事は不要」というケースを除き、外構工事を行わずにほったらかしにした場合には、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
境界部分の外構工事をやっていない場合：プライバシーや安全性を保ちにくい
隣家や道路との境界部分がはっきりさせていない場合、次のようなことが発生するリスクがあります。
・駐車スペースで知らない車が勝手にUターンに使われる
・散歩中の通行人が個人の土地とは知らずに侵入される、泥棒が侵入しやすい
・部屋を覗かれる
玄関アプローチの外構工事をやっていない場合：通行人からの視線が気になる、土や泥で玄関内が汚れる
門柱や門扉、玄関前の植栽などの外構工事を行っていない場合、通行人からの視線を遮ってくれるものがなく、家の中が丸見えになってしまう可能性があります。また、ポストやインターフォンを設置していないと、生活で不便を大きく感じるものです。玄関アプローチが土のままでは、玄関内が汚れやすくなってしまうのもデメリットだといえるでしょう。
駐車場の外構工事をやっていない場合：足元やタイヤが泥で汚れやすくなる
駐車場を土のままほったらかしにしていると、悪天候の際に足元やタイヤが汚れやすくなるだけでなく、強風で土が近隣に飛び、干していた洗濯物や他の車を汚してしまう可能性も考えられます。
雑草対策の外構工事をやっていない場合：外観が損なわれる、雑草取りで手間がかかる
整地をして防草シートを敷くなど雑草対策を最初にしておくことは、外構のメンテナンスの手間を減らすために重要だといえます。整地がされないと水たまりができやすくなり、そこに雑草が伸び放題となると蚊が大量に発生する原因となります。
外構工事は最低限でもやっておくことをおすすめします
ご紹介したようなデメリットが長く続くと、日々の生活でのストレスが積み重なっていきます。そのため、「外構工事の費用はなるべく抑えたい」という場合でも、次の外構工事はやっておくのがベストでしょう。
最低限やっておきたい外構工事
・境界部分のフェンス、塀など
・玄関アプローチ（ポスト、インターフォン含む）
・駐車場（砂利敷きでも可）
・雑草対策
まとめ
外構工事をやっていない場合、プライバシーや安全性が保ちにくくなるだけでなく、玄関に泥を持ち込んだり、雑草が増えて手間がかかったりなど、日常生活に支障が出てきます。ご紹介したような最低限やっておきたい外構工事だけでも済ませておくのが無難でしょう。
DIYが得意で時間に余裕のある方であれば、ご自身での外構工事もおすすめです。お忙しい方、職人の技術で外構を完成させたい方は、専門業者へ依頼するのがベストです。ブルーフィールドは小さい外構専門業者でありながら、これまで約1,300件以上のお庭づくりの実績があります。藤枝市・島田市・焼津市・吉田町近郊のお客様からのご相談・ご依頼をぜひお待ちしております。