【庭の床タイル外構工事】メリット・デメリット、費用相場や費用を安く抑えるポイントなどを解説します

タイル外構

友人宅やご近所などで「床タイル施工をしているおしゃれな庭」を見たことはありませんか?庭にタイルを敷くと、見栄えだけでなく雑草対策にもなるなどメリットも多いです。しかし「費用がかかりそう…」といった理由で迷う方も多いかもしれません。

そこで今回は、庭にタイルを敷く外構工事について、メリットやデメリット、費用相場や費用を安く抑えるポイント2つをご紹介します。

庭に床タイルを外構施工するメリット

まずは、庭にタイル敷きの施工を行うメリットからご紹介しましょう。良い点としては次の3つが挙げられます。

メリット①庭の見栄えがよくなる

例えば芝生一面の庭の場合、通り道やデッキ部分といった用途で一部をタイル敷きに変更すれば、庭にアクセントを入れることができます。植栽がより映えるようになりますし、タイルの種類や大きさによっては、スタイリッシュさや高級感を出すことも可能です。

メリット②メンテナンスが楽

タイルが持つ高い耐久性や表面のフラットさ、汚れが付着しにくいという特性により「維持が楽」というのも大きなメリットの1つだといえるでしょう。汚れた際には掃除ブラシなどでゴシゴシと水洗いが可能です。

メリット③雑草対策になる

庭にタイル敷きを敷く場合、ベースとなる砕石、モルタルなどの基礎工事を行いますので、雑草対策にもなります。タイルを敷くことで土部分に太陽の光が届かず、雑草が生えにくくなるのです。雑草対策を目的として、庭の一部や玄関アプローチなどにタイル敷きを採用している方も多いです。

庭に床タイルを外構施工するデメリット

多くのメリットがある庭へのタイル外構ですが、次のようなデメリットもあることを知っておきましょう。

デメリット①雨の日などは滑りやすくなるので注意

タイルの種類にもよりますが、水洗いや雨などで濡れると、滑りやすくなりますので注意が必要です。例えば「釉薬タイル」といって、表面のツヤや光沢を出すためにうわぐすりを使用しているタイルがありますが、こういった種類のものは水に濡れると特に滑りやすくなります。タイルを選ぶ際は、デザインだけでなく機能面でもよく検討するようにしましょう。

デメリット②夏場はタイルが暑くなることがある

タイルは焼いて作られるものですので、熱に強く耐久性や蓄熱性が高いというメリットがあるものの、「熱がこもりやすい」という見方もできます。昼間の日差しによってタイルに蓄積された熱は、夏場の場合には夜になって気温が下がっても放熱しにくいのです。

タイルの種類にもよりますが、真夏の炎天下におけるタイルデッキの上は、結構な暑さになると考えておきましょう。庭に敷くタイルを選ぶ際には、熱くなりにくい種類を選ぶことをおすすめします。

デメリット③費用がかかる

庭の一部にタイル敷きを採用する場合、タイルそのものの材料費の他、基礎工事費やタイル施工費などもかかります。費用相場についてはのちほど詳しく解説しますが、タイルの施工面積の広さに比例して、合計金額は高くなっていきます。また、タイル敷きだけでなく、リビングとのつながりを感じられる「タイルデッキ」にした場合には、費用はさらにアップしますので、どんなスタイルにするのか、予算はどのくらいかけられるのか、しっかり検討しましょう。

庭の床をタイル敷きにする外構工事の費用相場

こちらでは、庭のタイル敷き施工でかかる費用の相場をご紹介します。予算内で理想のスタイルに近づけるためにも、一般的な費用相場を把握しておきましょう。

【庭のタイル敷き施工でかかる費用相場】

内訳

費用相場

基礎工事費(砕石・モルタル施工)

約4,000円~5,000円/m2

タイル材料費

約3,000円~1万円/m2

タイル施工費

約1万2,000円~1万5,000円/m2

1平方メートルあたり約1万4,000円~3万円が相場となりますので、庭の10m2の部分のみをタイル敷きにした場合には、安く抑えて約14万円~、材料にこだわると約30万円はかかる計算になります。

庭の床タイル外構の費用を安く抑えるポイントは2つ!

外構のタイル敷き施工で費用を抑えたい場合、「品質がある程度よく、お値打ちなタイルを選ぶ」「外構の専門業者に施工を依頼する」という2点を押さえておきましょう。

デザインや安さでタイルを選ぶと、雨の日には滑りやすくなるため、せっかくのタイル敷き部分を利用しにくくなってしまいます。タイル施工では、基礎工事やタイル加工など精度や労力を必要としますので、DIYで行うよりも、結局はプロの業者にまかせるのが節約につながることが多いです。

まとめ

芝生一面の庭の一部分を、通り道やデッキ部分といった用途でタイル敷きに変更した場合、庭の見栄えがよくなる他、雑草対策にもなり、汚れた際のメンテナンスも楽になるというメリットがあります。基礎工事やタイル加工といった精度や労力が必要となるタイル敷き施工は、外構業者に依頼するのがベストだといえます。

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