おしゃれな外構アプローチを作ろう!失敗から学ぶ成功のコツ

玄関

外構工事は、イメージを具体化させて施工業者に伝えなければ、「思っていたようなデザインにならなかった」「メンテナンスが面倒くさい」など失敗するリスクがあります。そこで今回は、外構アプローチにフォーカスして、施工の失敗例と成功のコツについて解説します。

施工後に後悔しないよう、「どうすれば失敗するのか」「何を意識するとイメージ通りになるのか」を見ていきましょう。施工業者へ依頼する際、気を付けるべきポイントがわからない方、漠然とした完成イメージがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

外構アプローチとは?

外構アプローチとは、道路と玄関の境界や、門から玄関までの通路部分を指します。具体的には、敷材や表札、門扉などが含まれます。

住宅の雰囲気やイメージを左右する重要なポイントなので、アプローチを作る際は失敗例と成功のコツを頭に入れておきましょう。

外構アプローチで失敗するケース

外構アプローチで失敗する3つのケースを解説します。設置後に後悔しないためにも、失敗例からデザイン・レイアウト方法を学びましょう。

動線を失敗

動線の失敗例は次のとおりです。

<動線の失敗例>

  • ・駐車場へ入るのに、門を出ないといけない
    ・玄関から駐車場までのアプローチが長く、重い荷物を運びにくい
    ・駐輪スペースから玄関までの動線で雨に濡れる

出入りの多い箇所で動線への配慮を忘れると、日常生活で不便を感じてしまうかもしれません。普段どのようにアプローチを利用するのかイメージしたうえで、施工業者に依頼しましょう。

メンテナンスを考慮しなかった失敗

メンテナンスを考慮しなかった失敗例は次のとおりです。

<メンテナンスの失敗例>

  • ・水はけが悪く、コケやカビが生えやすい
    ・敷材の隙間から雑草が生えてくる
    ・汚れが目立ちやすいカラーのタイルを使ってしまった

コケやカビ、タイルの汚れは定期的な掃除で落とす必要があるものの、その頻度が高ければ面倒になってしまいます。さらに、防草処理を怠ると見た目も悪くなるため、メンテナンスのしやすさも考慮することが大切です。

安全性を考慮しなかった失敗

安全性を考慮しなかった失敗は次のとおりです。

<安全性にかかわる失敗例>

  • ・濡れると滑りやすいタイルを使ってしまった
    ・足の悪い両親には段差の負担が大きかった
    ・夜になると足元が見えにくい

デザイン性を重視しすぎると、足元の安全性やバリアフリーへの配慮を忘れてしまう恐れがあります。アプローチは毎日往復するポイントなので、敷材の種類や照明の配置なども考慮しましょう。

おしゃれな外構アプローチを作るコツ

おしゃれな外構アプローチを作るコツについて解説します。前述した失敗するケースも踏まえて見ていきましょう。

敷材の特徴を知る

外構アプローチは敷材の種類によって見た目が異なるため、それぞれの特徴を知っておきましょう。

<敷材の特徴>

  • ・敷石:石ならではの重厚感・高級感があり、どんな住宅にもマッチしやすい
    ・レンガ:温かみのある風合いで、カラーリングによって濃淡を表現できる
    ・タイル:デザインのバリエーションが豊富で、好みに合わせたアプローチが作れる
    ・枕木:シンプルかつアンティーク風な印象があり、和洋どちらにもマッチしやすい
    ・コンクリート:無機質な素材なので、アプローチ全体をモダンに仕上げられる

理想の外構アプローチをイメージしつつ、どの敷材がマッチするか検討しましょう。

曲線を利用する

玄関までのアプローチに曲線を利用すると、デザインと防犯性アップに期待できます。アプローチに曲線を描くことで、門扉を開いたときに道路から玄関が見えにくくなります。さらに、曲線によって奥行きが感じられるため、広がりのある空間に仕上がるでしょう。

コケ・カビを対策する

コケ・カビを対策するだけでも、外構アプローチの見た目が悪くなるのを防げます。

<コケ・カビの対策方法>

  • ・アプローチに傾斜をつける
    ・下地に砂利を敷く(水はけを良くする)
    ・はめ込み式のタイルを使う(隙間に水が流れる)

おしゃれな外構アプローチを維持するためにも、メンテナンス面に配慮しましょう。

照明を設置する

照明は足元を照らして安全性を確保できるだけでなく、夜になると上品な空間を演出してくれます。さらに、人感センサー付きの照明であれば、不審者を遠ざける効果にも期待できます。

雑草対策を忘れずに

外構アプローチの周囲に雑草対策を施しておけば、景観を損なう心配がありません。

<雑草対策の方法>

  • ・防草シートを敷く
    ・土の上に砂利を敷く
    ・人工芝を敷く
    ・コンクリートを敷き詰める

ただし、ガーデニングもあわせて楽しみたい場合は、植栽用のスポットも確保しておきましょう。

まとめ

外構アプローチは自宅の顔にもなるほど、印象の強いエリアです。デザイン次第で住宅の雰囲気が決まるため、失敗するケースを頭に入れつつ、施工業者に具体的なイメージを伝えましょう。

「ブルーフィールド」は、設計~施工まですべて一人で対応しているため、お客様のご要望をしっかり叶えます。オリジナリティのある外構アプローチを作りたい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。静岡県藤枝市を中心に、島田市・焼津市・吉田町など、幅広いエリアに対応しております。