外構におしゃれなスロープを設置!施工時のポイントや費用を解説

スロープ

外構としてスロープの設置を検討する際、「できれば自宅の景観を崩したくない」と考える方もいるかと思います。そこで今回は、おしゃれなスロープを設置するためのポイントや費用について解説します。

安全面に考慮した注意点も解説するので、施工業者へ依頼する際は参考にしてみてください。「自宅にスロープを設置すべき?」「どのような仕上がりになるのかイメージできない」といった方も、本記事でスロープに関する疑問を解消しましょう。

外構のスロープとは?

住宅におけるスロープとは、玄関の周囲に勾配のある道を作り、車いすやベビーカー、自転車などの移動をスムーズにする外構です。階段の上り下りがつらい方、小さいお子様がいる家庭などにとっては、生活の負担を楽にしてくれる外構と言えます。

次項では、スロープ設置のメリット・費用について解説します。自宅にスロープを設置すべきかどうか悩んでいる方は参考にしてみてください。

スロープのメリット

スロープのメリットは次の通りです。

<スロープのメリット>

  • ・玄関や駐車場などのエリアをバリアフリー化できる
    ・重い荷物を持っていても、ベビーカーや自転車の移動が楽になる
    ・玄関周辺の空間にゆとりが生まれ、おしゃれなデザインに仕上げられる

外構のスロープはコンクリートを敷き詰めるだけでなく、タイルや石材などを使って好みのデザインを施せます。バリアフリーとしての役割はもちろん、住宅を彩るエクステリアとしても活用できます。

スロープ設置にかかる費用の目安

外構のスロープ設置(手すり込み)にかかる費用の目安は、約50万円です。スロープのみであれば、約20万円で設置できます。

ただし、施工業者や選ぶ素材、オプションなどで費用は前後するため、施工を依頼する際は必ず見積もりを依頼して予算を組みましょう。

外構におしゃれなスロープを設置するためのポイント

外構におしゃれなスロープを設置する際は、次項から解説するポイントも押さえておきましょう。知識として頭に入れておくだけでも、自分のイメージを施工業者に伝えやすくなります。

住宅とのデザインを統一する

住宅とのデザインを統一することで、スロープの存在に違和感がなく、スッキリとした印象に仕上がります。たとえば、建物のデザインが和風な雰囲気であるのに対し、スロープが北欧風・洋風などのデザインでは、見た目がごちゃごちゃしてしまいます。建物だけではなく、塀や門、庭など全体的な印象を統一させることが大切です。

素材別の特徴を知る

全体の雰囲気に統一感を持たせるには、スロープに使う素材の特徴も知る必要があります。

<素材の特徴>

  • ・スロープタイル:カラーバリエーションが豊富で、表面が滑りにくい
    ・レンガ:ナチュラルな印象で温かみがあり、洋風の建物にマッチしやすい
    ・コンクリート:見た目がシンプルでどこにでも合わせやすい(滑り止めの加工が必須)
    ・インターロッキング:ブロックを組み合わせて設置するため、デザインのバリエーションが楽しめる

建物の特徴や自分の好みに合わせて、スロープの素材を選びましょう。

スロープの幅や位置を考慮する

スロープの幅や位置は日常的な利用シーンをイメージしつつ、施工業者に依頼する必要があります。

<スロープの幅・位置について>

  • ・幅:ベビーカーや車いすが通る場合、約100㎝を確保する
    ・位置:インターホンやポストの位置が変更にならないかチェックする

スロープは日常生活を便利にする外構なので、デザイン性を重視するあまり、利便性を確保できなければ意味がありません。スロープ設置の際はベビーカーや車いすなどのサイズを確認し、通れる幅があるかチェックしましょう。

また、スロープの設置でインターホンやポストの位置が変わる場合、来訪者が利用しやすいか確認することも大切です。

外構にスロープを設置する際の注意点

外構にスロープを設置する際は、以下のポイントにも注意しましょう。

<スロープの設置の注意点>

  • ・スロープを設置するスペースがあるか確認
    ・敷材には、滑りにくい素材や加工を施す

バリアフリー法によると、屋外のスロープは勾配1/15(約3.8°)以下が適切とされています。たとえば、高さ10㎝に対し、スロープの長さは150㎝必要です。あくまでも目安ですが、車いすで移動する場合は、上記のようなスペースを確保しなければなりません。

また、素材によっては雨に濡れると滑りやすくなるタイプもあります。施工業者にも確認しつつ、安全性が確保できる素材を選びましょう。

まとめ

外構のスロープは、自転車や車いす、ベビーカーなどの移動を楽にしてくれます。使用する素材や手すりなどにこだわることで、利便性だけでなく、デザイン性にも優れたスロープを設置できるでしょう。

ただし、デザイン性にこだわりすぎると勾配がきつくなりすぎたり、インターホンやポストなどが利用しにくくなったりと、利便性を損なう恐れがあるので注意してください。

「ブルーフィールド」では、お客様のご要望を叶えつつ、利便性も考慮したスロープを提案いたします。弊社はすべての作業を一人で対応しているため、お客様のご要望をそのまま反映できます。

コストも抑えられるため、「安くスロープを設置したい」「希望するオプションが多い」といった方は、ぜひ弊社へご相談ください。静岡県藤枝市を中心に、島田市・焼津市・吉田町などの地域へ駆けつけます。