外構を砂利にするメリット・デメリットは?費用やおすすめの素材を紹介

玄関外構

外構の素材にはさまざまな種類があり、素材によって家の印象は大きく変わります。今回は、外構に砂利を使うメリットやデメリット、費用について解説していきます。砂利以外のおすすめの素材も紹介するので、どういった素材の外構にするかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

外構を砂利にするメリット

外構を砂利にするメリットには、以下の2つが挙げられます。

  • ・雑草が生えるのを防止する
    ・防犯対策になる

雑草が生えるのを防止する

砂利を敷くことで雑草に日光が当たらなくなり、成長しなくなるのがメリットのひとつです。たとえ雑草が生えても、砂利の隙間からしか出てこないので、雑草処理も簡単に行えます。砂利を厚く敷いたり除草シートを敷いたりすることで、さらに雑草が生えてくるのを防ぐことが可能です。

防犯対策になる

砂利は歩くと音が鳴るので、防犯対策になるのもメリットです。泥棒や空き巣は音を非常に警戒すると言われているため、踏めば音がなる砂利を玄関アプローチや庭に敷くことで高い効果を得られます。

通常より大きな音が出る砂利もあるため、家の防犯対策を強化したい方はそのような製品を選びましょう。ただし、誰が踏んでも音が鳴るため、家族で生活リズムが異なる家庭では注意する必要があります。

外構を砂利にするデメリット

砂利の外構にはメリットもありますが、以下のようなデメリットもあります。

  • ・動きにくい
    ・掃除に手間がかかる
    ・使い勝手が悪い

動きにくい

凹凸があり安定していない砂利は、動きにくいのが大きなデメリットです。ハイヒールやサンダルで砂利の上を歩くと、転倒してしまう可能性もあります。人だけでなく、自転車やベビーカーなどの車輪が動かしにくいのもデメリットです。子どもがいる家庭や車椅子を使う家庭では、砂利の使用はおすすめできません。

掃除に手間がかかる

砂利は一つひとつが小さく、雨や風の影響で周囲に飛んでいく可能性があります。外構を綺麗に保つには、定期的な掃除が必要です。さらに砂利の隙間に入ったゴミや落ち葉は、掃除機やほうきでは簡単に掃除しにくいのもデメリットです。白色の砂利を選ぶと汚れが目立ちやすいため、天井がない場所など汚れがつきやすい場所には適していません。

使い勝手が悪い

家の周りや庭は、子どもを遊ばせたり車を停めたりなど、さまざまな使い方があります。しかし、そのような使い方をしたい場合に砂利は向いていません。子どもを遊ばせる場合は、足を取られて転ばないか心配になってしまうでしょう。駐車場として使うとしても、車を動かすたびに砂利が動き、タイヤが空回りする可能性が否めません。

外構に砂利を敷く費用相場

外構に砂利を敷く場合の費用相場は、1平米あたり3,000〜5,000円程度です。砂利を敷くのはDIYでもできますが、業者に依頼することで雑草処理や整地などの作業が含まれます。

砂利以外の外構の種類

外構の素材の種類は多く、砂利以外の素材として以下が挙げられます。

  • ・芝生
    ・コンクリート
    ・タイル

それぞれのメリットやデメリット、費用を見ていきましょう。

芝生

芝生はとくに人気の高い外構の素材であり、人工芝と天然芝の2種類があります。天然芝は芝刈りや水やりなどお手入れの手間がかかるほか、気温が下がると枯れるなどのデメリットがあるため、人工芝を敷くのがおすすめです。

人工芝の費用相場は1平米あたり約1,500〜4,500円程度で、砂利とほとんど変わりません。家にいながら自然を楽しみたい方には、芝生がおすすめです。

コンクリート

コンクリートの外構は耐久性に優れているため、駐車場として活用する際などにおすすめです。ただし施工費用は1平米あたり1万円前後と、砂利や人工芝と比べると高額になります。コンクリートと人工芝や砂利を組み合わせる外構も可能です。

タイル

外構用のタイルにはさまざまな種類があり、色や素材によって家の見え方が大きく変わるのが特徴です。ただしタイルの外構は費用が高く、1平米あたり約1.2~1.5万円が相場とされています。色あせや変色などの経年劣化がほとんどないため、半永久的に使い続けられる魅力があります。

まとめ

外構を砂利にすることで、雑草や防犯の対策につながります。ただし動きにくさや掃除の手間があるため、防犯効果を高めたい方は、玄関アプローチの一部に砂利を用いるなどの使い方もおすすめです。砂利以外にも外構の種類にはさまざまなものがあるため、メリットやデメリット、予算に合わせて好きなものを選びましょう。

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