外構ウッドフェンスはDIYできる?手順や注意点も解説

外構フェンス

家の周りを目隠ししたい時に手軽に設置できるのが、外構ウッドフェンスです。圧迫感が少なく、庭の草木ともよくなじむナチュラルな外観が特徴です。

DIYも可能ですが、安全な設置のためには注意点もあります。そこで今回は、ウッドフェンスのメリットや設置の手順、注意点を解説します。

外構にウッドフェンスを設置するメリット

外構に壁を作る方法には、ブロック塀やアルミフェンスなどさまざまな選択肢があります。その中で、ウッドフェンスを選択すると以下のようなメリットがあります。

  • ・圧迫感が少なく目隠しできる
    ・部分設置もしやすい
    ・通気性が良い
    ・おしゃれ感が出せる
    ・経年劣化も味になる

圧迫感が少なく目隠しできる

住宅同士が隣り合っていたり、道路に隣接していたりする場合、フェンスは外から家の中を見えなくする目隠しの役割を果たします。しかし、隙間のないブロック塀などは、内外から見て圧迫感のある印象を与えやすいです。そこで、適度に隙間の空いたウッドフェンスなら、よりナチュラルな印象で目隠しができます。

部分設置もしやすい

ウッドフェンスは軽く設置もしやすいため、部分設置も可能です。たとえば、ゴミ捨て場やサンルームなど、隠したい場所だけに設置することもできます。また、2階部分など、重さのあるブロック塀では設置できないような場所にも取り付けられます。

通気性が良い

ウッドフェンスは木材を使用しており、隙間があるデザインのため通気性が良いのも特徴です。家の周りを取り囲んでも内部に湿気がたまりにくいメリットがあります。また、風が通り抜けるため、強風の際も倒れる心配が少ないです。

おしゃれ感が出せる

ウッドフェンスは、木目調の外観がガーデニングになじみやすくおしゃれな印象です。天然木の素材にこだわったり、濃淡の違う2色を組み合わせたりすると、より個性を出せます。

経年劣化も味になる

無塗装の天然木のウッドフェンスは、庭の草木になじみやすい自然の魅力があります。経年劣化しても古びた印象がなく、むしろ味わいになる点はメリットです。

ウッドフェンスをDIYする場合の手順

ウッドフェンスは、DIYで組み立てることも可能です。ここでは、DIYする場合の手順をご紹介します。

  • ・基礎作り
    ・支柱を立てる
    ・フェンス板を貼る

基礎作り

まずは、フェンスを支える基礎作りから始めます。支柱を置く場所にスコップで穴を掘り、重量のある石で押して固めた後、砂利を入れます。支柱を埋める深さの目安は、柱全体の3〜4割程度です。

支柱を立てる

次に、作った穴の中に支柱を仮置きします。笠木や不要な板などで柱を止め、水平な状態にしましょう。位置を決めたらモルタルを作り、穴に充填します。

フェンス板を貼る

モルタルが固まったら、ドライバーとビスを使い、柱同士をフェンス板で留めていきます。ビスを打つ位置に、あらかじめ印を付けておくと作業がスムーズです。

ウッドフェンスをDIYする場合の注意点

ウッドフェンスのDIYの方法はそれほど複雑ではありませんが、満足な仕上がりにするために注意するポイントもあります。ここでは、以下の4つの注意点を解説します。

  • ・目隠しの間隔のバランス
    ・適切な高さ
    ・建物とのデザインのバランス
    ・強度の高い土台を作ること

目隠しの間隔のバランス

ウッドフェンスの目隠しの間隔は、5〜10mm程度が適切です。目地が広すぎると外からの視線が気になり、狭すぎると圧迫感のある印象となります。目隠しの間隔は、見てみないと雰囲気がわからない場合もあるため、実物を確認しながら決めるのがおすすめです。

適切な高さ

フェンスの適切な高さは、成人男性の平均身長170cmを超える180〜200cmあれば良いとされています。不必要に高いフェンスは、圧迫感のある印象を与えてしまいます。

適切な高さを決めるためには、どの位置からの視線を隠したいかを検討するのもポイントです。たとえば、家が高台にある場合は、低いフェンスであっても十分に道路からの目線を隠せます。

建物とのデザインのバランス

ウッドフェンスの素材やカラーは、建物のデザインとのバランスを見ることも大切です。とくに塗装をする場合は、家の外観の印象を大きく変えてしまうため統一感に注意しましょう。

強度の高い土台を作ること

ウッドフェンスの設置において、もっとも重要で難しいのが強度な土台作りです。柱が水平かつ垂直に立っていないと、見栄えが悪くなります。設置方法が適切でないと、倒れてきて事故につながる危険もあるでしょう。

モルタルが固まらないうちに、素早く正確な位置に設置する作業が必要になるため、DIY初心者の方には難易度が高いかもしれません。失敗してからの再設置はさらに手間がかかるため、不安がある場合は業者に依頼するのもひとつの手です。

まとめ

外構にウッドフェンスを設置するメリットは、圧迫感が少なく目隠しができる、通気性が良いなどの点があります。DIYの手順はシンプルですが、強度の高い土台作りが重要であり、初心者には難易度が高いポイントです。DIYでは不安な場合には、業者へ依頼するのがおすすめです。

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