理想のウッドデッキ(外構)を設置!後悔しないためのポイントを解説

ウッドデッキ

ウッドデッキの設置は、家の印象をがらりと変える工事です。設置の際は、自分のイメージ通りにウッドデッキが設置できるよう、予備知識を備えておく必要があります。

そこで今回は、外構としてのウッドデッキ設置に必要な基礎知識を解説します。使用される木材の種類や設置のポイントなど、実際に設置することをイメージしながら見ていきましょう。

「少しでも費用を抑えたい」「家族が使うことも想定して設置したい」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。

外構のウッドデッキの基本!2種類の素材について

ウッドデッキに使われる木材は、天然木と人工木の2種類があり、それぞれ見た目やメンテナンスの手間などが異なります。素材選びはウッドデッキの仕上がりにもかかわる重要なポイントなので、材質別の特徴を押さえておきましょう。

天然木

天然木は名前のとおり、自然の木をそのまま使用した材質で、木ならではの温かみが感じられる素材です。天然木には、ハードウッドやソフトウッドなどの種類もあるので、各種の特徴を見ていきましょう。

【天然木の特徴】

項目

ソフトウッド

ハードウッド

耐久力

・腐食しやすい

・シロアリの被害に遭いやすい

※防食・防虫処理で対策可能

・腐りにくい

・シロアリにも強い

メンテナンスの頻度

1年~

20~30年

見た目

・木肌は白っぽい

・木目がはっきりわかりやすい

・重厚感がある

・木目が詰まっている

費用

※設置費目安

約40,000~60,000円/㎡

約50,000〜65,000円/㎡

ソフトウッドは費用が安いほか、加工しやすい素材でもあるため、DIYしたい人にとってはメリットのある材質です。ただし、経年劣化しやすいデメリットがあるため、ウッドデッキに使用する際はメンテナンスのことも考慮しましょう。

一方、ハードウッドはソフトウッドより初期費用がかかるものの、長持ちしやすい素材です。メンテナンスの手間も少ないため、維持費を安く抑えたい場合はハードウッドを検討しましょう。

人口木

人工木とは、木片・木粉や樹脂を混ぜて加工された素材です。

【人工木の特徴】

項目

人工木の特徴

耐久力

・腐食やシロアリに強い

・経年劣化しにくい

メンテナンスの頻度

・日々の清掃でOK

※ホコリや泥を取る

見た目

・スタイリッシュな印象

・木目などの自然な風合いはない

費用

※設置費目安

約30,000〜75,000円/㎡

見た目や質感にナチュラルな雰囲気はありませんが、耐久性が高いため、安全性や手入れのしやすさを重視する人は人工木を検討しましょう。

理想のウッドデッキを設置する5つのポイント

理想のウッドデッキ設置に欠かせないポイントを5つ解説します。自分のイメージと重ね合わせながら確認してみましょう。

使用方法・目的に合わせた高さ

ウッドデッキを設置する際は、以下を目安に高さを設定しましょう。

<地面からの高さの目安>

  • ・40㎝:室内との移動がスムーズになり、外ではベンチとしても使いやすい
    ・25~30㎝:ウッドデッキと庭の踏み台(階段)を省略できるため、コストを抑えられる
    ・20㎝以下:テラスのようなイメージで、食事やパーティーなどを楽しめる

高さに応じてウッドデッキの使用方法や目的が異なるため、設置後の生活をイメージしながら高さを設定してみてください。

防草処理は必須

ウッドデッキ設置後はデッキ下の手入れが難しくなるため、防草処理が必須です。放置しているとウッドデッキの隙間から草が飛び出してくるので、設置前は砂利や防草シートなどで対策しましょう。

フェンスや手すりの設置

ウッドデッキは地面からある程度の高さがあるため、お子様やお年寄りと同居している場合は、安全性も確認しておきましょう。たとえば、手すりやフェンスを付けておくと、転落防止に効果的です。ペットを飼っている方は、飛び越えられない高さのフェンスを設置しましょう。

メンテナンスの手間を確認

メンテナンスの手間を確認して、ライフスタイルに合うウッドデッキか把握しておきましょう。「ウッドデッキ(外構)の基本!2種類の素材について」でも解説したとおり、ウッドデッキは素材にかかわらずメンテナンスが必要です。

中でも天然木は定期的なメンテナンスが欠かせないため、自分の体力や性格などと照らし合わせながら、マッチする素材を選びましょう。

環境に合わせたオプションを付ける

ウッドデッキは、デッキスペースの設置だけでなく、以下のようなオプションも付けられます。

<ウッドデッキのオプションの例>

  • ・フェンス、幕板
    ・手すり
    ・ステップ、階段
    ・スロープ
    ・屋根

たとえば、道路に面している庭の場合、幕板を付けて目隠しのように使うと、人の目を気にすることなくウッドデッキが使えます。環境に応じて、必要なオプションを選びましょう。

外構のウッドデッキはDIYできる?

ウッドデッキはDIYによって自分で設置できます。ホームセンターであれば置くだけで完成するウッドデッキがあるので、店舗やHPなどで確認してみましょう。

オリジナルのウッドデッキを設置したい場合は、専門の施工業者へ依頼しましょう。ウッドデッキは防腐・防蟻処理など塗装処理のほか、専用の工具を使って自ら木材をカット・設置する必要があります。経験や知識がなければ、完成しても安全に使い続けられる保証はありません。

オリジナリティのあるウッドデッキを設置したい場合は、施工業者への依頼を検討してみてください。

まとめ

ウッドデッキを外構として設置する場合、木材の種類や高さ、オプションの有無など、細かい部分までイメージすることが大切です。ライフステージやライフスタイルとも照らし合わせながら、自宅にマッチするウッドデッキを設置しましょう。

「ブルーフィールド」では、お客様のご要望に合わせたウッドデッキ施工させていただきます。設計から部品の組み立て、施工にいたるまで、すべて代表の私が担当させていただきますので、コストを抑えつつ、お客様のイメージをそのまま反映させられます。

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