愛車を雨や雪、紫外線などから守るのに役立つのがカーポートです。カーポートを設置する場合は、自宅の駐車スペースに合わせたサイズや機能面から選ぶ必要があります。そこで今回は、2台用のカーポートがおすすめな理由や、カーポート設置のメリット・デメリットを詳しく解説します。
2台用のカーポートとは?
カーポートとは、屋根と柱でできた簡易的な車庫のことです。壁で覆われたガレージよりも狭いスペースに設置できます。ガレージに比べ、車の横や後ろに壁がないため、乗り降りがしやすいのが特徴です。また、2台用カーポートは、2台の車を停めるスペースがあるタイプを指します。
2台用カーポートを選ぶ人が多い理由
車の所有台数は1台でも、2台用のカーポートを選択するケースも多いです。2台用を選択するのには、以下の理由があります。
- ・来客用に使用する
・将来2台目を購入する予定がある
・空きスペースに自転車やバイクを停める
・乗り降りの際、スペースに余裕があると雨に濡れにくい
カーポートは設置後に変更する場合、再工事が必要となるため、あらかじめゆとりを持って使用できるものを選ぶのがおすすめです。
カーポートを設置するメリット
自宅敷地内にカーポートを設置することには、以下のメリットがあります。
- ・車を雨や雪、鳥の糞などから保護できる
・車を紫外線から保護できる
・夏場の車内温度上昇を防げる
・車の乗り降りの際雨に濡れにくい
カーポートを設置する主な目的は、車を劣化から保護することです。また、小さな子どもや高齢者がいるご家庭の場合、乗り降りがより安全で快適になります。
カーポートを設置するデメリット
カーポートの設置には以下のデメリットも伴うため、よく検討する必要があります。
- ・駐車場が狭くなる
・強風時に屋根が飛ぶ恐れがある
・住宅の景観が変わる
・コストがかかる
カーポートは敷地内の大きなスペースを占めるため、設置前には慎重に検討する必要があります。設置後に家の利便性が下がってしまうことがないよう、用途に適したものを選ぶことが大切です。
2台用カーポートの費用の相場
2台用カーポートの費用の相場は、40〜80万円程度です。カーポートには、サイズや素材、性能のグレードなどの違いがあります。カーポートの設置費用も施工業者によって異なりますが、本体価格の1〜2割程度を施工価格とするのが一般的です。
2台用カーポートの選び方
ここでは、2台用カーポートを選ぶ際の以下の5つのポイントを解説します。
- ・横並び・縦並び
・耐雪性能
・屋根や柱の形状
・デザイン
・オプション
横並び・縦並び
自宅の駐車スペースの条件によって、横並び・縦並びを選ぶ必要があります。横並びの場合、乗り降りの際のスペースを考慮しゆったりしたサイズを選ぶのがおすすめです。一方、縦並びの場合は、柱が片側に集中するため、柱側のドアは開けにくくなる点を考慮しておきましょう。
耐雪性能
積雪の多い地域の住宅では、耐雪性能を備えたカーポートを選択するのがおすすめです。耐積雪強度の強い屋根を選ぶことで、雪による倒壊のリスクを軽減できます。
屋根や柱の形状
カーポートの屋根は、丸みのあるタイプやフラットなタイプなどの種類があります。また、柱は両側で支えるタイプと片側だけのタイプがあります。屋根と柱の形状によってカーポートの強度や機能性が変わるため、よくチェックしましょう。
デザイン
住宅と調和するデザインを選ぶのも大切なポイントです。ナチュラルな木調カラーや重厚感のある屋根フレームなど、カーポートにも様々なバリエーションがあります。カーポートは外観に大きく影響するため、設置後の印象をよくイメージしたうえで選択するのがおすすめです。
オプション
カーポートの中には、屋根で車を保護するだけでなく、オプション機能を持つものもあります。オプションの例として、以下があります。
- ・サイドスクリーン
・照明
・雨樋
・物干し
・上吊り棚
オプションが多いほど価格は高くなる傾向があるため、必要に応じて選ぶようにしましょう。
まとめ
カーポートとは、屋根と柱でできた簡易的な車庫です。自宅の駐車スペースに屋根を設置することにより、車を雨や雪などから保護し、乗り降りの際の快適性を高めます。
所有車が1台だけの場合でも、来客用やゆったりした駐車スペースを確保するため2台用を選ぶケースが多いです。カーポートは大きなスペースを占めるため、サイズや機能性を慎重に検討する必要があります。
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